代表コラム
毎年、毎年。
エストに通っていなければ、絶対に合格しなかったと娘は断言しています。検査Ⅰ〜Ⅲどれをとっても塾での勉強で救われたそうです。また、何より心強かったのは先生と仲間の存在。早朝や塾での先生方の応援やアドバイスでリラックスし、会場では多くの仲間の顔を見つけ緊張が解れる。休憩時間のトイレでのちょっとした会話や面接待ちの寒い体育館では二人毛布にくるまって暖まったり。『全員合格』を目指し頑張ろうと、みんなで一生懸命勉強してきたのが良かったようです。本当にありがとうございました。合格を知った娘が一番先に電話をしたのは、エストでした。
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受験後にいただいた、とてもありがたいメール。本当に感謝の言葉しかない。
でも毎年、 7倍という倍率との戦いの中、『全員合格』 は果たせてはいない。
それは、来年も、再来年も続いていくことなのかもしれない。
毎年、受験が近づいてくると、6年生たちの顔を見ながら、
「この子は、ここが評価されたらきっと受かるだろうな・・・」「算数はちょっと苦手だけど、とてもいい作文を書くから・・・」「いつもリーダーシップを取ってみんなをうまくまとめるな・・・」
って考えていると、本当に全員が受かるように思えてくる。
毎年、そう思う。
でも、毎年、厳しい現実を目の当たりにして、
「もう来年はこのコース、やめようかな・・・」
と、考えたりもする。これも、毎年。
でも、合格を目指して頑張っている5年生の生徒たちや、
新しく問い合わせをしてきてくださるみなさんと向き合っていると、
そんな弱気な考えも消えて、また来年に向けて、一人でも多くの生徒たちを合格させてあげたい、
そんな強い思いがまた蘇ってくる。
一人ひとりの子どもたちと真摯に向き合い、合格と、その先にある子どもたちの豊かな未来のために。
そして、
私たちの力不足で不合格になってしまってしまったにも関わらず、
次の高校受験という目標へ向けて塾に残ってくれた、たくさんの生徒たち。
3年後に向けて、この経験を、悔し涙を、必ず大きな喜びに変えられるよう、一緒に頑張っていこう。
私たちにチャンスを与えてくれて、本当にありがとう。